お歳暮 並んで買うケーキ 自転車

朝から自転車に乗って隣の、隣の、隣の隣の街くらいのケーキ屋さんへ。焼き菓子を買いに行く。行列のできる店であり、予約が必須。嘘。なくてもいい。なくてもいいが、確実に手に入れたいので、1ヶ月前から予約してあるのだった。それを受け取り、さらにそこにいくつか買い足した上で、夫の実家へと送るのである。

夫の実家は遠方であることもあり、積極的に(私が)交流することはほぼないのだが、母の日と父の日(今年はついに一回にまとめた)、年末だけは何か贈り物をすることにしている。それ以外は何もしていないので、それくらいはする。あちらからも、夏と冬の年2回、美味しいものが届くシステム。しかし、交流がほとんどない、ということは、あちらの好きなものを私は知らないし、何が喜ばれるのかもよくわからない。この件、夫は全く頼りにならず(頼る方がめんどくさい)、なので毎年、悩み疲れ果て、最終的にキレ気味で贈るものを選んでいた。それなりに迷走もした。それがようやく、夏も冬も「これを贈っておけばいい」状態になりつつある。昨年、ここの焼き菓子を贈ったら、いつもと違うテンションの連絡が来たのだ(夫に)。それでまあ、予約や買いに行くのはそこそこ面倒だけど、しばらくはこちらのお菓子で凌ぐことにする。

焼き菓子も美味しいが、ケーキも美味しい店であり、我が家用にケーキ。この年齢になるとケーキは1人一個でいいのだが(いつも選べなくて人数+1とかになる)、並んでまで買うので、3つ選ぶ。嘘。4つ選んで、一つはその場で食べた。

ついでに、別のお店で予約していたシュトレンを受け取り、えっちらおっちら自転車を漕いで帰ってきた。道路標識で「直進:三軒茶屋」とかをみると、ここをひたすら真っ直ぐに走ると、都会に行くのだな、と思う。自転車の「どこにでもいけそう」な感じ。

朝早くに出て、帰ってきたのは日が暮れてからだった。まあ、途中でご飯を食べたりもしたんですけれど。