入院と手術が決まった日

1ヶ月後の入院がほぼ確定。入院先は、家から徒歩圏内(本当にそれだけで選んだ、のだけど、それを凌駕するような嫌な理由もなかったので)の地域病院。
ざっくり保険とかかるお金を確認しつつ、入院の準備を始める。

内診とエコーでかなり大きな筋腫があることは確認済み。(「筋腫、大きすぎて下から見えない」って言われましたけど)。さらに詳しく検査するために2週間後のMRIを予約。本当はこのMRIの後に治療方針を決めるべきでは、と思う。私の場合は、症状を抑えるためには外科的対応しかないのなら、それはさくっとやってほしい、とお伝えしたので、この段階で入院と手術の日付が決定した。

家族も筋腫で子宮を取ってるし、「大きいのなら、子宮全摘になるだろう」と言う予測があって、「子宮をとりますか?」とこちらから聞く。年齢と家族構成を確認された上で「この大きさなら、開腹して取るのがいいだろうね」と言われた。この先妊娠が望めるとも思えないし、子宮を取ってしまった方が楽だろうとも思うので、あまり未練はないと思っていたが、これを書きながら、選択肢があるのなら、考えて結論を出そうと思い始めた。この辺は、MRI後に改めて、子宮を温存する方法が取れるのかも聞いてみようと思う。

さて、入院までには約1ヶ月。想定外だったのは、感染症(新型コロナウィルス)対策で面会禁止、患者自身も病棟以外、移動できないということだった。院内のコンビニ、カフェ、コインランドリー、全て使えない、とのこと。つまり、入院期間に必要なものは、入院時に全て、持ち込まなければならない。

どーすんの10日分のおパンツ。お下着。タオルにお菓子…。お菓子って食べれるんだっけ…?10日分の暇つぶし。あ、あれが欲しい、あれが足りない、と思っても、家族に持ってきてはもらえないのだ(そのための徒歩圏内だったのに…)。

ちょっとテンションがおかしくなって、病院の帰りにちくわぱん2個とちくわの磯辺揚げ3本買う。朝から何も食べておらず、お腹が空いていたとはいえ、これはない。そう思っていたら、Twitterにちくわにはプロテインバーと同じだけタンパク質が入っている、という情報が流れてきた。体が、タンパク質を、求めたのだろうか……?