体内の巨大子宮筋腫、発見される

入院と手術が決まった。診察は子宮筋腫
開腹して、子宮そのものを取り除く予定。

8月に受けた健康診断で、貧血が出ており、加えて、重い生理時の数々の不調と、月経量の多さ(多い日はエリスCLINICにタンポンを合わせても4時間で交換が必要)、整理中の凝固した血液、下腹部の痛み・まるで妊婦のような胸のすぐ下から前に突き出たお腹の膨らみを考えると、大きな子宮筋腫があるかもな、と言うことは、思わないでもなかった。と言うか、まあ、思ってはいた。親姉妹にも筋腫があるしあったし。

とはいえ、婦人科に行くのはただひたすらめんどくさいのであった。望んでいる治療・相性の良さそうな医師のいる病院を調べて、仕事を調整し、予約をとる(病院の予約もそうだが、自分自身に予定を入れるという言う意味でも)。その行為のハードルの高さよ。

加えて、生理痛や下腹部の痛みには波があり、痛みの底にいる時・それが頻繁に起こる時期は「もう絶対に病院に行く(でも今は痛いから動けない)」と思うわけだけど、そうじゃない時はめんどくささが勝ってしまう。

「筋腫が大きくなってるかも?」と疑い始めてからは、調べれば入院・手術の可能性もあるわけで、そうすると、仕事をそれなりに休まなければならない。フリーランスなんて、休めば休むだけ収入が減り、時には仕事そのものを失うこともあり得るわけで、少なくとも私にとっては、仕事を途切らせることは恐怖でしかなかった。そうなると逆説的に、「治療に時間がかかるかも」→「仕事を休まないと?」→「被害を最小限に抑えるタイミングを図らねば」みたいなことになって、尚更気軽に病院へ、という気持ちにはならないのであった。
考え方としては、バグっているとおもう。でも、このバグこそ、自助努力を求められた先にあるものじゃないか、と思っています。

結局、今年度、婦人科の健康診断を受けることにして、その結果次第で対応するということにしたのだが、予想に反して健康診断では婦人科に問題はなく、代わりに(代わりに?)血液と腎臓に「要精密検査」のEマークがついた。(後から聞くと、筋腫等がはっきりわかる検査ではなかった)。

その結果(貧血)から、かかりつけ医の強い進めがあり、文字通り重い腰を上げて婦人科を受診。筋腫がへそ上まであり、お腹一杯に広がっているかもしれない、と言うことで、入院・手術が決まりました。

受診を促すきっかけの一つ、痛み的にこれはやばいのでは???と思ったのが、みぞおちの違和感でした。胸のすぐ下のあたり、突き上げられるような痛みや違和感を感じることが多くなっており、仰向けになると緩い下着の圧迫すら気持ち悪く眠れない、と言うことが増えていました。

加えて、ポシティブ(?)な理由として、筋腫をとったら、このお腹の膨らみが凹むのではないか、という期待…。もともと太ってはいたのですが、四十をすぎたらお腹が膨らみ始めたのです。当初は「太り方が変わったのかも」と思っていましたが、さすがに、妊婦のように迫り出したお腹に違和感を感じました。さわれば硬いし、パンパンにはっているし。ちなみに、病院に行く際、「このお腹の膨らみが全然筋腫と関係なかったらどうしよう」などと別の角度による悩みが発生。人間は、どこまでも、どうでもいいことで悩めるものです。

そんなわけで、これは、子宮摘出までの記録です。

ずっと使用していたナプキンはこれ。定期購入していました。

  少し量が減ってきたらこっち。